第5期オンラインイロトリドリ、はやくも4回目。
子どもとモノづくりをしていてよく起きがちなのが
「ちゃんと」センサーが発動してしまうこと。
ちゃんとここを切って。
ちゃんとここに合わせなきゃ。
ちゃんときれいにやらないと、作れないよ。
モノ作りは最終形があるものもあるので、ついついこうしてああして、
そこじゃないよ、なんかまっすぐじゃないよ。って
いろいろ言いたくなるけれど・・・
オンイロで目指しているものは、完璧な工作ではなくて、おやこの時間を
「楽しく」手間暇かけて過ごし、ママも子どもも一緒にあそぶって
楽しいね、自分で考えるっておもしろいね、を体感していくことです。
うまく作れなくて、うわーってなったり、興奮しすぎて話をきいてくれなかったり。
どっかに行ってほかのあそびを始めてしまうこともあります。
そんなわが子をみて、ママも心の天秤が傾いてしまうこともありますが、
それでもこんなときはどう対応することが自立と絆に向かうんだろうって考えて
毎回試行錯誤しながら進んでいます。
たのしく過ごしたい!でも楽しめない。
そんな葛藤もときに抱えながら、みんなと支えあい、修正し、また次回にチャレンジする。
そんな時間をオンイロでは過ごしています。
ひとりだったらなかなか修正できず、いつもの整理された行動で対応してしまいがちですが、
オンイロではみんな、うまくできない自分も出しながら、今までとは違う自分の対応にチャレンジ
しようとしています。人によっては、今日はこの1つを意識して1時間過ごすと決めて、宣言し、
その時間を過ごしているママもいます。
ただ子どもと遊んでいるだけではなくて、自分の関わりにも焦点をあてながら、
この貴重な子どもと向き合い遊ぶ時間を過ごしています。
課題ばかりに目が行くと、ついつい成長している部分や、今日のよかったこと、楽しかった瞬間などがなかったかのように感じてしまいますが、
苦しさの中にもちゃんと楽しい瞬間や笑顔の瞬間、驚きの瞬間もあります。
課題も成長した部分もしっかりと自己評価しながら過ごしていて、ママたちの子どもへの想いが
すごく伝わってきます。
もう次回は最終回。
温かいメンバーで過ごし、知識と実践とを積み重ねているママたちとの時間をじっくり味わいたいと
思います。
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