きむにいのブログからの学び「こだわり」(中編)

今年は、子育てが楽しくなるママカフェの代表きむにいのブログをまた始めから読み、

学び直しています。 

 きむにいのブログで伝えてくれている内容について、 わたしの子育てを振り返り、 

 私がしてきた関わりを思い出し、整理してお伝えしていきます。  



前編からの続きです。


わたしが1人目の子どもの子育てのときに握りしめていた3つのこだわり:

・おむつは、布おむつで育てる! 

・離乳食は、市販のものは買わず、すべて1から手作りする! 

・挨拶は、ちゃんと身につけさせる!


こだわる理由は、ひとそれぞれ違いはあるかと思いますが、

なんでわたしはこんなにもこだわっていたのか?


それは・・・

①【ちゃんと子育てしている子ども想いのいいママと見られたかった】

②【こうするべき・これが正解、これが当たり前という固定概念があった】

からでした。


肌がすぐ赤くなってただれてしまう敏感肌だし、

食物アレルギーをもつわが子だったから

子どものためを想ってしているところももちろんあったけれど、

それがすべてではありませんでした。


手を抜いていないちゃんとしたママ。

手間暇かけて子育てしている時間とエネルギーをかけているママ。

愛情たっぷり、愛情を注いでいる温かいママ。

子どものことを想っている優しいママ。

そんなママ♡だと周りに認めてもらいたかった、

評価してもらいたかったんだと思います。


自分の子育ての頑張りを世間に知ってもらい、

頑張ってるね。すごいね。

ちゃんと子育てしているね。

って言ってもらいたかったんです。

自分の存在を子育てを通して認めてもらいたかったんだと思います。


他者評価の中でずっと生きてきていたので、

周りに認められないと自己価値を感じられてこなかった。

自分で自分にはなまる💮するだけでは満たされなかったんです。

だから苦しかったんですね。


子どもの状態=親の評価

とも思っていたわたしは、


子どもが自分から挨拶できれば、

周りから「ちゃんと挨拶できてえらいね~」と褒められる、

自分も「ちゃんと挨拶ができる子どもを育てた」いい母親という評価をしてもらえる

というように考えていました。


あいさつできるのは当たり前。

あいさつするべき。

そんな固定概念もあったため、

挨拶することにもこだわりがありました。


子どもと自分が一体化していて、子どもが自分の所有物に。


“この素敵なバッグをもっているわたしは素敵な女性” というように

“いい子に育っている子どもをもっている私はいい母親”と認識していたんだと

思います。


だから

子どもの自立と子どもとの絆を育むために

子どもの状態を見て、子どもに関わり、修正していくのではなくて、

自分の親としての評価を高めるために、

子どもの状態を見て、子どもに関わっていた自分がいたんだと思います。


おなじ子どもに関わるでも動機が違うから、

向かいたい先が違うから

進んでいく方向も変わってきます。


周りにどうみられるか?どうみられたいか?

“自分”に焦点が当たっていたり、

子育てはこうあるべきだ!

子どもはこれができて当たり前だ!

“自分”の捉え方や思考が偏っていたり、


これによって「こだわり」を持ち続け、

子どもの自立と子どもとの絆という向いたい先とは

ちがう方向へ進んでいってしまっていました。


子どもの自立と子どもとの絆を育むために、

どこにこだわるか? 

どこまでこだわるか?

こだわることが変わってくることで

子育てにいい循環が生まれてきます。


周りからみたちゃんとした完璧な「いいママ」になる

必要はありません。

周りが決めた「これがしあわせ」に向かうのではなくて、

自分が願う、自分の思い描く幸せは、自分で掴んでいくことが大切です。


「自分も欠けのある人間である」と認めた上で、

自分の課題の部分もゆっくり修正しながら、

自分の成長している部分もしっかりと感じて、

「自分」の思い描くありたいママになっていけばいいんです。


自分の「こだわり」はどこからきてるのか?

自分と向き合ってみると、

必要な「こだわり」なのかどうかが見極められるかもしれませんよ。


次回は、わたしはどうやって「こだわり」を緩めたのか?

お伝えします。

子育てが楽しくなるママカフェ

子どもの自立と子どもとの絆を育む子育て法をお伝えしています。 子育てが楽しくなるママカフェ認定講師 自立と絆クリエイター 鈴木夕子

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