前編の続きです。
「ねえ、ママ、みて、これすごい?」
「ねえ、ママ、どう?上手?」
こんな風に聞かれると・・・
私自身、ついついオウム返しのように「すごいすごい」「上手!」と言って終わらせることが多々ありました。
小さなやりとりだし、子どもを否定しているわけじゃなく、子どもを褒めてるからむしろ大事くらいに思っていたかもしれません。
こういった1つ1つのなんとなくのやりとりの積み重ねによって出来上がっていく認知もあります。
毎回、聞かれるたびに親がどうだったかを評価していると、常に周りの評価を求めるようになります。
他者の評価がないと、不安だったり、そのことを充分に感じられなくなってしまいます。
周りに正解を求めるようになってしまいます。
大事なのは、本人が自分の内面と向き合って、自分はどう感じているか?思っているか?を見つめ、考えること。
他者評価ではなくて、自己評価していくこと。
そのために・・・
「今、どう感じてる?」
「〇〇ちゃんはどう思う?」
そのものについて自分がどう感じてるか、考え始められる丁寧な対応が大事になってきます。
子どもの考える力を育てるためには、私たち親が評価したり、レールを敷いてあげたりするのではなくて、本人が感じ、考え、表現していく経験を奪わないようにすることが大切だなと痛感しています😊
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