前編からの続きです。
わたしはこんな対応をしてみました。
「おこっちゃやー-よ。」
アイーーンしながら変顔。
志村けんの名ゼリフで返してみました。
そのあと、
「ママはね~もうおばあちゃんだから、すぐわすれちゃうんだよね~」
今度は、志村けんがやっていたひとみばあさん風に返してみました。
(ちなみに子どもたちはひとみばあさんは知りません。笑)
すると、娘ちゃんと息子君は・・・
ケタケタ笑い始めました。
「あー、おばあちゃんだからしょうがないね~~」
と笑いながら返してきました。
この会話を楽しもうと、さらにわたしは、
そのまま志村けんのひとみばあさんのまねをして・・・
「ああああんだって???ピチピチだって?」
ひとみばあさん風に、聞こえないふりして、ボケる。
そしたら
「お・ば・あ・ち・ゃ・ん」
ゆっくりはっきりやさしい口調でわたしの目を見ながら・・・笑いながら。
バッサリと冷たく切り捨てた娘ちゃんから
ノリノリな娘ちゃんへと変身。
娘ちゃんも息子君も私もニコニコ。
なんだかモヤっとしていた空気が和らいだのを感じました。
自立と絆を育む上で、子どもにとって、このことはちゃんと伝えた方がいいとおもうことももちろんあります。
真剣に伝える必要がある場面もあります。
でもいつもいつもちゃんと伝えなきゃ、わからせなきゃって思って、
言うことが増えて伝えたり、言い聞かせてしまうと、
子どもと築きたい関係から遠ざかっていってしまいます。
自分はどんなタイプだろう?
なんでもちゃんと伝えなきゃと子どもに言ってることが多いかな?
それとも
まあいっか!って、伝えなきゃいけないことすらも流して伝えないでいることが多いかな?
そんな自分自身の傾向をまずは知って、
ほんのちょっと関わりを工夫したり、意識して行動してみるだけで違いが生まれてきます。
このわたしの関わりのやり方が正解なわけではなくて、あくまでも一例です。
子どもをよく見て、子どもの自立と子どもとの絆を育んでいくためにはわが子には
どんな関わりが必要かなを考えてみてくださいね。
ボケとツッコミで会話を楽しみ、ケラケラ、ニタニタ笑い合う。
こんな日常がうちにはあります♡
今、自分の過ごしている日常生活に何を『プラス1』すると、
子どもとの絆が深まりそうですか?
子どもの自立に繋がりそうですか?
あの関わりがダメだ、この関わりがダメだ、だからしちゃいけない!やめなきゃ!って、
現在地から引き算をしようとすればするほど我慢になってしまって苦しくなっていってしまいます。
それよりも、今の生活に何をプラスしたら子どもとの関係が進むかな?って、
現在地に足し算をしていく。
そうすることで今よりも少し気持ちが楽になり、前に進みやすくなります。
関わりを修正しなくていいよとは言ってません。
でもやめよう!しちゃいけない!って思えば思うほど、
そのことが頭に浮かんで苦しくなってしまうのであれば、
できることを増やしていくことを考えて行動していく方が
行動を変えていきやすいです。
ちょっと自分にできそうなこと考えてみてくださいね😊
※ひとみばあさんが分からない人は是非検索を。笑
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